無人島ってなんだかロマンを感じるのはぼくだけだろうか
冒険心をかき立てられる気がしてならないって共感してくれる人もきっといるよね。
東北海道を代表する観光地あっけしには無人島も太平洋岸唯一の有人島もどちらも存在するのは知ってるかな?
えっ、「じゃあ、それってどこから見られるの?」、「展望台とかってあるの?」って、思っているカップルもいるだろう(得意の勝手な妄想)。
ということで、今回は太平洋厚岸沖合に浮かぶ、無人島と有人島を太平洋と一緒に一望できる「絶景観光スポット」について紹介して行こうと思う。
ゆっくり見ていってね☆
- 大黒島と小島を見たい人
- ピリカウタ展望台へ行きたい人
- それぞれについて詳しく知りたい人
そうじゃなくて、今回は最高に素敵すぎる厚岸の絶景スポットを紹介しようって話よ
そこまで言うんだからさっそく期待に胸が躍るわ♪
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今回記事の内容
- 太平洋に浮かぶ大黒島と小島を一望するならピリカウタ展望台
- ピリカウタ展望台から見る絶景観光はハイにはる気持ちよさ
- 厚岸の海のシンボル「大黒島」と「小島」について紹介しよう
- 大黒島と小島を太平洋ごと一望できるピリカウタ展望台に行こう
今回も記事の内容に沿って太平洋に浮かぶ大黒島と小島を一望できるピリカウタ展望台について紹介していくからね。
太平洋に浮かぶ大黒島と小島を一望するならピリカウタ展望台
厚岸郡厚岸町の中でも、古い歴史のある漁師まち床潭(とこたん)という地域には、あまり知られていない展望台が存在する。
その展望台からは、厚岸の海のシンボルと言える“大黒島(だいこくじま)“と”小島(こじま)“を見渡すことができる。
それが「ピリカウタ展望台」だ。
ピリカウタ展望台からは、太平洋(厚岸沖合)に浮かぶ大黒島と小島を眼前に、素晴らしいアングルで眺望することができるんだ。
厚岸観光十景にも選ばれているピリカウタ展望台は、地元の人もあまり行くことが少なく、観光客も訪れることが少ない観光スポットだから、とにかく景色を独占できるよ。
太平洋に浮かぶ大黒島と小島を一望するなら、まずはピリカウタ展望台がおすすめだ。
ピリカウタ展望台から見る絶景観光はハイになる気持ちよさ
ある9月上旬の晴れた日に、ピリカウタ展望台を取材に訪れた。
着いた瞬間から「ここ最高!はじめて来たけど、ピリカウタ展望台ヤバイ」って心の底からそう思った(日本晴れがテンションをデフォルメする)。
快晴の日は、とにかく澄んだ青空をキャンパスにして眼前には、太平洋に浮かぶ大黒島と小島を眺望することができるんだけど、もう絶景観光以外の何者でもないと感じたというのが本音。
気分は上々、テンションアゲアゲなぼくは、駐車場から順路の道路ではなく草の生えた丘を直球で駆けあがっていった。
途中から見た空と海の青さ、透き通った暖かい空気と虫の音がハッピーゲージを上昇させる。
頂上である丘の上には、まるで要塞のようなピリカウタ展望台がそびえたつ。
特に、人もいない、店もない、何もないただの展望台なんだけど、ピリカウタ展望台から見た景色は、他のどこの展望台の景色ともちがった。
個人的には、北海道を代表すると言っていいくらいの「クオリティの高い絶景」が観られる展望台だと確信をもって言えたね。
ピリカウタ展望台からは、毎年7月から9月の昆布漁の時期になるとすごい数の昆布漁船が一斉に早朝から出漁する時間帯があるんだ。
その風景はまさに圧巻の迫力!
海鳥と昆布漁船のコラボは厚岸を代表する風物詩としても、インスタ投稿する価値ある一枚になるだろう(望遠レンズあれば最強)。
多分きっと、この記事を読んでいる99%以上の人はピリカウタ展望台に行ったことがないと思うので、ぜひ暖かい晴れた日に訪れてみてほしい。
そう!ピリカウタ展望台から見る絶景観光はハイになる気持ちよさ100%だ。
厚岸の海のシンボル「大黒島」と「小島」について紹介しよう
続いては、厚岸の海のシンボルでもある大黒島と小島について紹介して行こう。
それぞれの島にはどちらも長い歴史があって、学んで知ってから2つの島を見るとなお感慨深い思いに浸れるゾ。
大黒島
大黒島(だいこくじま)は、太平洋厚岸沖合に浮かぶ無人島で、床潭岸から約4kmほどの距離にあるよ。
島の面積は1.08㎢で、標高は105mといったサイズ感だ。
江戸時代には番屋が置かれ、明治時代には灯台も設置されたらしく、1960年当時には人口約50人ほどが暮らしていたそうで、小学校もあったんだってさ。大黒島という名前の由来は、島の姿が丸くて大黒天の頭のように見えたということに由来するらしい。
大黒島にはアイヌ語名もあって、モリシカ・ホロモシリと呼ぶそう。アイヌ語で“モリシカ”は島の意味で“ホロモシリ”は大きな島という意味なんだって。
日本有数の海鳥たちの繁殖地でもあり、オオセグロカモメやコシジロウウミツバメをはじめとする海鳥や、海岸では100頭を超えるゼニガタアザラシの繁殖地でもありながら、シャチ、ミンククジラ、カマイルカなど多くの生物を見ることもできるんだ。
そのため、大黒島は国の天然記念物に指定されていて上陸には許可が必要になる。
そこで、厚岸海事記念館では毎年6月頃になると、大黒島海鳥観察会を開催しているから、タイミングが合えば、ぜひ1度船で行って大黒島に上陸してみよう。
小島
小島(こじま)は、太平洋岸唯一の有人島で床潭岸からわずか1kmほどの距離にあるよ。
島の面積は0.048㎢と大黒島の1/20ほどの大きさだ。
小島は漁村集落として、夏季だけ人が昆布漁のため居住して冬季は無住になるんだ。
明治12年(1879年)から漁民たちが小島に上陸をして昆布漁に利用するようになったらしく、ニシン漁が豊漁だった明治30年(1897年)頃になると本格的に漁場が設けられて、40戸を超える飯場もあったようで当時は賑わったらしい。
明治37年(1904年)には床潭簡易教育所付属小島特別教授場(小学校)が開校したらしい(いまはもちろん閉校)。
アイヌ語では“ポンモシリ”と呼ばれていて小さな島という意味らしい。
床潭の漁師さんに知り合いがいたら、漁船で小島まで行ってみるのもいいかもだね。
大黒島と小島を太平洋ごと一望できるピリカウタ展望台に行こう
よいしょっと、ここまで厚岸の海のシンボル「大黒島」と「小島」を太平洋ごと一望できるピリカウタ展望台について紹介してきたよ。
厚岸十景のなかでも、個人的に最も評価が高い観光スポットなだけに言葉は無用。
行ったらわかる!行かないとわからない!最高の絶景スポット間違いなしだ。
なお、駐車場には2か所ほどのトイレが併設されているよ。
入口が開いているため、虫も出入りするから苦手な女子のために事前にトイレは済ませておくようにアドバイスしてあげよう。
ピリカウタ展望台
・住所:厚岸郡厚岸町床潭344
・時間:24時間
・定休:なし
・駐車場:あり
ちょこっと補足
暖かい夏か秋の晴れた日に行くことをおすすめする。近くにコンビニなどがないので事前に厚岸町内でトイレと買い物をしよう。
最後に、あっけし観光をこれから楽しみたい人のためにあっけし観光についてまとめた記事もあるので紹介しておくから、あわせて読んでみよう。
あっけしに来たらまず読め!ってことで、この記事では、あっけしの人気や定番の観光スポットを網羅して紹介するゾ。他でもないここあっけしは、ぼくが生まれ育ったふるさとなんだ。あっけしは、漁業や農業を中心とした一次産業が盛んなま[…]
それでは、ここまでの内容を振り返ってみよう。
今回記事の内容
- 太平洋に浮かぶ大黒島と小島を一望するならピリカウタ展望台
- ピリカウタ展望台から見る絶景観光はハイにはる気持ちよさ
- 厚岸の海のシンボル「大黒島」と「小島」について紹介しよう
- 大黒島と小島を太平洋ごと一望できるピリカウタ展望台に行こう
今回この記事を読んで、すこしだけ厚岸の歴史と大黒島・小島の魅力について学びを得たイケメンのみんな、夏~秋に厚岸を旅するなら昆布漁時期・朝日・夕日のタイミングで、大切な彼女を連れて行ってあげて欲しいと思う。
また、床潭(とこたん)という漁師まちはいまでも強い方言(訛り)が聞ける地域でもあるのと、漁師さんがとにかく親しみやすいから、もし行ったら地元漁師さんたちに話しかけて触れ合ってみるのも、きっと楽しいと思うゾ。
Have Fun☆
別保にもいますよ!
今日はありがとうございました♪
赤いカブちゃん可愛い、早速ケースに入れました
かに太郎 店主(父)の息子(双子兄)です。
素敵な投稿くださりありがとうございます。
とても分かり易く 良くまとめられており、感謝です。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
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