釧路の歴史を探るなら釧路市立博物館!ゴールデンカムイファンにもおすすめだ

釧路市立博物館

全国のイケメンのみんな熱い毎日を過ごしているかな? 最近は歳をとったのか、旅行先の資料館などを訪問してその土地の歴史や史跡を鑑賞するのが地味に楽しくなってきたshunbowです☆
そお!趣味や趣向は人それぞれ!そして、今回はちょっとインテリチックなデートをしたいイケメンのためにちょっと空気を変えた換気した内容にしてみたよ(=゚ω゚)ノwww

ぼくはあまりというか、滅多にいくことはないんだけれど、美術館や博物館などに行くのが好きなインテリ系イケメンの皆のために久々に釧路にある博物館に行ってきたんだよ☆

今回ぼくが行ってきたのは、”マンモスが踏みしめた大地”釧路市にある釧路市立博物館だ。釧路市立博物館は様々な資料や写真だけでなくリアリティのある生き物のはく製やジオラマなどが数多く展示されていて、釧路の歴史だけでなく道東の生き物や時代の移り変わりなどがまとめて学べるインテリデートにはピッタリなデートスポットだよ。

shunbow
自分で言っててカッコイイんだけど、マンモスが踏みしめた大地って☆実際に釧路市立博物館にはいってぶっちゃけて驚いたことがあるさ!!
ai
マンモスが踏みしめた大地ってフレーズは確かにインパクトあるわね。shunbowが驚くなんて珍しいわね、いったい何に驚いたの?
shunbow
完全に記憶違いなんだと思うんだけど、以前に来たときはこんなに素晴らしい内装や展示物がなかったと記憶していたんだよね!それが、今回行ってみたら期待していた以上に超面白かったっていう2度驚かされた感じがしたwww
ai
なるほどね、釧路市立博物館が自分の記憶と違い想像以上だったのね!そして予想以上に博物館に興味がないshunbowでも楽しめたくらい中身が充実していたんだね、良かったね。

ちなみにだけど、普段のデートコースで旅先の歴史や郷土に触れるのが好きな人は、たとえ博物館に興味がない人でもここは一見の価値ありだ!釧路や道東のありのままの過去と現代を紐解こう。

 情報の信頼性

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今回記事の内容

  1. 過去と現代を繋ぐマンモスが鎮座する釧路市立博物館
  2. ビックリ仰天の多種多様な生き物が展示された館内を歩く
  3. 昭和に栄えた幻の尺別炭鉱の歴史と2度の爆撃を受けた釧路空襲
  4. 東釧路人のお墓や縄文時代の石器など太古の歴史を遡ってみよう
  5. 北海道と言えば有名な先住民族アイヌ人の文化が築いた歴史を探ろう
  6. 見ごたえ充分なインテリデートにおすすめの釧路市立博物館へ行こう

後半では、釧路が栄えた漁業以外の大きな産業”石炭=炭鉱”の歴史や、ネイティブホッカイドウで有名なアイヌ人が築いた文化などにも迫っていくよ!それでは、今日もはじめていこう☆

過去と現代を繋ぐマンモスが鎮座する釧路市立博物館

釧路市立博物館

行ったらまず驚かされるのがその重厚感ある特徴的な外観だ。釧路市立博物館は日本建築家の毛綱毅曠(もづなきこう)によってデザインされて1983年11月3日に完成したんだ。

館内では、余すことなく釧路の自然や歴史を紹介しており、アイヌ文化や石炭と共に歩んだ歴史も紹介しているよ。最大の魅力は幻想的な凝った装飾を施した空間と数多の巨大な展示物で、充実した展示物は国内最大級の見ごたえだゾ!

映像で知る道東地域

入り口はいってすぐに、NHK釧路放送局が制作した「映像で知る道東地域」が上映されている。

釧路市立博物館のマンモス骨格標本

エントランスホールに入っていきなり巨大なマンモスの骨格が登場するゾ!!立派だ☆

釧路市立博物館のエントランスホール

いきなりメインのマンモスが本館エントリーホールに鎮座している!圧巻のサイズに驚かされるけれど、この骨格にちゃんとした体毛を備えたよりリアリティのあるマンモスが気になって想像する。

こんなに大きな動物が、かつての釧路を歩いていたなんていまでは想像もつかない時代を感じる。

日本国内でも、マンモスは北海道までしかその歩みを進めていないようで、本州へは向かわずユーラシア大陸から南は北海道までに分布していたようだね。

ユーラシア大陸からやってきた巨大なマンモス

かつて、釧路の大地を歩いたとされる”マンモス”は、今から数万年前のウルム氷期に、陸続きとなったユーラシア大陸から他の動物と一緒に北海道に渡ってきたそうだよ。
マンモスは、骨格を見てもわかるようにとっても長い牙を持ち、頭の中央が出っ張り、腰の高さが肩よりやや低い体をしてるんだ。体の表面は30~40cmほどの褐色の長い毛でおおわれいて厳しい寒さに耐え、ツンドラ地帯や針葉樹林帯の草や小枝やコケなどを食べていたんだってさ。

釧路市立博物館で展示されているマンモスの全身骨格は、残念ながらロシアでみつかった化石をもとに作られたレプリカなんだって(涙)、各部の寸法なんだけど、体の長さ3.5m、体の高さ2.9m、牙の長さが2.5mととにかくデカい!!
北海道内ではマンモスの歯の化石が、夕張市や襟裳岬10か所ほどで発見されたんだって。
ちなみに、同じ時期に大陸からやってきた「キタサンショウウオ」はいまも釧路湿原で生き残っているんだよ。

ビックリ仰天の多種多様な生き物が展示された館内を歩く

釧路市立博物館

大人480円のお金を払い、いよいよ博物館の中へ入っていくよ!www

釧路市立博物館

まず視界にはいってきたのは、賢覧豪華な白と黒を基調にした壁・床・天井のお洒落なデザインと、めちゃくちゃキレイな展示品や芸術品のような工作物の数々www(オブジェ的なやつ?)

右側から反時計回りにはじまった、展示品コーナーでは「大地のうつりかわり」と題して、釧路地方で採取できる石や木などが展示されているよ。その中には、後から出てくる北海道経済の発展発達には欠かせなかった「石炭」も数多く展示されている。小さな石炭から大きな石炭まであるんだね。

次に進んでいくと、大きな切り株のような木材たちがたくさん並んでいた!そして向かってホール中央部分には幻の魚「イトウ」さんが住まわれている沼岸を模した、水上に水面、そして水中までを覗けるリアルにイミテーションした大きな模型が1本のポールのように存在している。

釧路市立博物館のイトウの模型
幻の魚”イトウ”は日本最大の淡水魚

イトウはサケ科の仲間で、国内最大の淡水魚として「北海道、国後島、択捉島、サハリン、ロシア」などの河川に生息している肉食系の魚でネズミやヘビなども食べるらしい。以前は、青森や岩手県などにも生息していたようだが、すでに絶滅したとのことだ。国内産のイトウは大きいものになると1mを超え、「サケ科の仲間で唯一春に産卵」し、20年近くの寿命を全うする。また、イトウのすごいところは「生涯で何度も産卵を行う」らしい。釣り人の間でも、とっても人気で毎年シーズンになると多くの釣り人がこの巨大魚を狙いに道東各地に訪れるんだ。実際にぼくも小さいのは釣った経験がある。
釧路市立博物館

そして、いよいよ楽しい動物園!ではないど、釧路地方の海・山・川に住む動物たちの登場だ!

個人的にとっても感動したのが、見事にカテゴリ分けされた生物たちの各展示だ!百聞は一見に如かずだから、写真を見せながらどんどん紹介していこう。

まずは、ほんとに道東に来たらよく見かけるエゾシカ!(旅行で道東に来たら本当に多いからコイツには気を付けてくれ)、そしてたまに見かけるエゾウサギやエゾリスにその他大勢www

北海道旅行デートでレンタカーや自家用車で運転をするときはエゾシカに注意だ!!
特に道東には、めちゃくちゃ数多くのエゾシカがいて夜行性のため夕方4時~朝方5時頃までは本当に注意して運転しよう!『一発で廃車』の可能性もあるゾ!暗い時間は気を付けて☆

続いては、見かけたらまぢでカッコイイ!オオワシとオジロワシにエゾフクロウなどだ。
最近は、時期に関係なく道東の各地域でもオオワシを見かけることが多くなったから、運が良ければエゾシカの死体を貪る巨大なオオワシを見ることができるかもしれないよ。割といるときは何羽もいらっしゃるから贅沢で豪華な写真が撮影できる!インスタ映え間違いなしの被写体だ☆

続いては、いよいよ陸上のメイン!羆(ヒグマ)を中心とした、エゾダヌキやキタキツネにその他鳥類だ(普通の鳥はあまり興味ないwww)。釧路市立博物館に展示されているのは子熊だけれど、親のヒグマは本州で見るツキノワグマの比ではないゾ!オスだと直立したら180cm~200cmのヒグマもいるからもしも、見たいのなら世界で最もヒグマの生息密集率が高い知床世界遺産をおすすめだ!特に、秋のサーモンやカラフトマスが遡上するシーズンは河口までヒグマが降りてくるので、見かけるチャンスも格段に増えるゾ!

キタキツネが見たい人は、来たらどこにでもいるから比較的頻度は高めに出会える!ただし、エゾダヌキはなかなか出会うのが難しいからもし見かけたらあなたはラッキーだ☆

なお、イタチやコウモリなども多く生息しているけれどなかなか普段ドライブをしていても見かける機会は多くはないんだ。たまに夏場の夜にカブトムシやクワガタムシなどの昆虫採集をしている時に、水銀灯の周りで飛行しているコウモリや、木と木の間を水平に飛行しているイタチやムササビを見かけることが出来るので、これももし見かけることができたらラッキーデイ☆

いよいよ最後は、フィールドを海に移そう!陸や川などの話ばかりをしていたら忘れちゃいそうだけど、釧路は漁業で栄えた町だから、海の生物は切っても切り離せない大事な町の経済資源だ。

釧路市立博物館

まずは、何と言っても「カニ」さんだね!カニの中でも毛ガニは最もメジャーで流通量が一番多い種類のカニだと思う。北海道では漁場を大きく4か所に区切り、年中必ずどこかしらのエリアで北海道産の毛ガニが水揚げされるようになっているんだ。大きな毛ガニは1尾1.2kgにもなるからみんなの大好きなカニ味噌もたくさん詰まっている。
最後は、本タラバガニだけど実のところ道東にも本タラバガニはいることはいるんだけれど、大きくて見事な1尾3kgアップの本タラバガニは割と少なくて、大体がロシアからの輸入に頼っている。

釧路市立博物館のクジラとトドの剥製と骨格標本

外洋には、クジラやイルカにシャチなどが生息していて各地にはクルージングも出ていたりするから、船酔いしない人はクルーズウォッチングデートもおすすめだ。沖まで出なくても、崖の多い岬のような場所からは、ラッコやアザラシを見ることも出来るスポットがあるよ!(教えて欲しい人はコメントまでwww)

ハイ出ました!超巨大な『大石炭』です!

阿寒町雄別炭鉱にて採掘された石炭で重さなんと、1.5tもあるんだって!!

昭和に栄えた幻の尺別炭鉱の歴史と2度の爆撃を受けた釧路空爆

釧路市立博物館の螺旋階段

というわけで、次はこれまたお洒落な螺旋階段を昇って上階へと進んでいきますよ☆
一方方向に作られていないので行き来がとっても自由で、ゆとりのある広さもありがたかった。

釧路市音別町尺別炭鉱の歴史

釧路市立博物館内尺別駅跡

釧路市から車で30分ほど国道44号線を西にはしった処に音別町という町がある。
音別にある尺別という地名を聞いたことはあるだろうか、過去に栄えた炭鉱のまちだ。

音別町にあった尺別炭鉱(しゃくべつたんこう)は、明治42年に鉱区が発見されて以来、大正7年10月にようやく開杭したのがはじまりだった。昭和3年には三菱鉱業株式会社が権利や施設を買収し同年10月より三菱雄別砿業所支坑として経営をはじめたそうだ。

そして、昭和19年には「樺太および釧路地区炭砿整備要綱」に基づき尺別炭鉱は休杭を迎えることとなっていく。設備関係は解体されていき、人員も九州の炭鉱へと配置転換されていった。

終戦を経て、昭和21年10月に再び復興を遂げ晴れて採炭業務を開始したが、同年12月に財閥解体の影響によって三菱鉱業から分離された後、雄別炭砿鉄道株式会社が創立され雄別砿業所尺別炭砿となっていく。昭和24年4月には雄別砿業所より分離して、雄社尺別砿業所となり独立をすることになるんだけれど、2年後の昭和26年には、炭砿企業の合理化による企業整備という名目で、およそ328名の人員整理が行われてしまう。

そして昭和45年2月5日の日、通産省に提出した炭鉱存続の再建計画が「再建不可能」と判断されて、同月27日を以て「尺別炭鉱の長い歴史は幕を閉じる」ことになっていったんだ。

尺別炭鉱の最盛期

かつて、日本が石炭に湧いた時代が確かにあった。出炭量38万3千トンだった太平洋戦争中であった1942年~1950年の尺別炭鉱の最盛期には、三菱から分離して雄別鉱業所尺別炭砿となった頃より労働条件が良くなり、活気みなぎる炭住街は増築につぐ増築で新町が形成さて、当時は炭鉱従業員だけでも1000人を突破し、専用鉄道の新尺別~尺別炭鉱間は通勤客で大変な混雑をしていたほどだったそうで、それが根室本線尺別~釧路間でもノンストップの運炭列車が運行されるようになったんだって。尺別炭鉱小学校と中学校では、1930年代後半にはそれぞれ1000人、500人を超えるほどの子供たちで溢れていたそうだ。
いまなお、その史跡を辿ることができる栄華を極めた”幻の炭鉱の町”尺別炭鉱を追う.当時のままの炭住、生活館、選炭工場、杭口などが写真付きで詳細に解説されている。
釧路市音別町尺別炭鉱日本の過疎地 北海道の廃村・限界集落の探訪記録より

釧路市空爆の歴史

釧路空襲

第二次世界大戦の終戦を迎えることになる、1945年(昭和20年)の7月14日~15日の2日間、北海道各地はアメリカ軍による空爆を受け、釧路では合計8回におよぶ空襲の被害を受けたんだ。

アメリカ軍は市民の戦う気持ちをなくさせるために、意図的に主要な工場、学校、漁船、鉄道などを標的として集中的に攻撃を仕掛けたそうだ。地域別に受けた被害の大きさは、室蘭、根室に次いで3番目の被害の大きさだったとのこと。192人の尊い命がその当時失われた。

釧路空襲による当時の被害

釧路空襲とは、1945年7月14日~15日の2日間でアメリカ軍が行った、艦載機141機による8波による大規模な空襲のことなんだ。
わずか、2日間に行われたアメリカ軍による空襲被害は、焼失倒壊家屋1618戸、罹災者6211人、死者約200人、という甚大な被害となった。被害地域も広範囲に渡り、鉄道工場、造船所、製紙工場、橋梁、小学校、などが主な攻撃目標で被害は全市街地までおよぶことになったんだ。釧路港内外の船舶も狙われ攻撃を受けて、死傷者数は約40人ほどとなったんだ。

釧路に住んでいる須藤さん(90歳女性)は、当時の状況をこう語った。
須藤さん「空襲の恐怖は、例えられません」、バババババ・・・午前5時頃の早朝の事だった、当時14歳だった須藤さんは自宅の窓から数十機の戦闘機が轟音をあげて向かってきたということ。現在の栄町平和公園周辺は一面焼け野原となった。

東釧路人のお墓や縄文時代の石器など太古の歴史を遡ってみよう

釧路市立博物館の縄文時代と東釧路人の骨

釧路市立博物館の2階のフロアには、歴をかなり遡って縄文時代の石器や生産用具が展示されている。釧路には北斗遺跡などの、旧石器時代から縄文時代を経て擦文時代に至る重複遺跡もあったりと、遺跡やチャシ(アイヌ語で柵や囲を意味する砦)が非常に多く存在するんだ。

北斗遺跡は、釧路湿原西縁で最も規模の大きい重要な遺跡であることから、東側233,471平方メートルが国指定史跡となっているそうだ。もしもここに行きたい人は釧路湿原展望台に車を駐車して歩いて遊歩道から行くことが出来るのでウォーキング兼ねて行ってみよう☆

北斗遺跡について詳しくはこちらの記事で紹介しているので併せて読んでみよう。

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北斗遺跡
アイヌ人のチャシの目的はさまざま

チャシとはアイヌ語で「柵」とか「囲」という意味で、アイヌの人たちの砦でとして利用されてきたようだけど、そんなチャシの具体的な目的は実はさまざまで、すこし紹介すると「砦や城」、「見張り台」、「祭祀の場」、「狩猟の拠点」など諸説あるようだ。現存したチャシでもその目的がはっきりとしているのは実のところわずかで、ほとんどが今なお研究が進めらているんだってさ。
釧路市立博物館の東釧路人の墓

続いては、ちょっと怖いぞ『東釧路人の墓だ』;つД`)!!!!

なんと聞いて驚け!縄文時代前期の5000年~6000年前のお墓らしい!釧路市東釧路貝塚が残された当時のお墓らしく、この人骨のもつ特徴のほとんどが近世の道東アイヌのものと一致しているというから驚きだ!いったい何年前からアイヌの祖先っているのさwww

北海道と言えば有名な先住民族アイヌ人の文化が築いた歴史を探ろう

アイヌ民族の歴史

北海道と言えば、よく耳にするのが「アイヌ人」という先住民族の名前だ。彼らは古くから北海道で居を構え独自の文化を築き、今日までその血を絶やすことなく存続している。しかしながら、どこからきたのか、いつからいるのか、詳しくわかっている人ってそんなにいないと思う。ここではアイヌ民族についてすこし、学習してみよう。

アイヌ民族はおおよそ、17世紀から19世紀にかけて東北地方北部から北海道(当時は蝦夷ヶ島)、サハリン(樺太)、千島列島におよぶ広い範囲をアイヌモシリ(人間の住む大地)として先住していたんだ。その証拠に、これらの地域にはいまもなお広い範囲において、アイヌ語由来の地名が数多く分布しているのが実証されているよ。

アイヌ民族はどこからやってきたのか

残念ながら、アイヌの歴史に関しては一部の研究者に頼るのみで、多くの歴史資料や記録に基づいた総合的な編纂(へんさん)が成されておらずあくまでも、日本に残存する歴史の中でという解説になることをはじめにお伝えしておこう。

アイヌ民族の起源については、さまざまな説があると言われている。現在の日本人の元となる「和人」への進化の影響を受けずに、独自の進化を遂げてきたのがアイヌ民族であり、琉球の人びとであるとも言われているんだ。その理由としては、北海道伊達市には、有珠モシリ遺跡や北黄金貝塚などたくさんの縄文時代の遺跡があるんだけれど、有珠モシリ遺跡では、お墓の中から沖縄でしかとれない南海産の貝の腕輪を着けた女性の人骨が見つかったりしたことがあるからなんだ。

アイヌ民族文化の成立は、12世紀~13世紀頃だと言われているそう。日本人がアイヌ人を史料のうえで確認できたのはおおよそ15世紀頃からなんだって。その頃の記録によると、アイヌの人たちは漁狩猟や植物採取を主な生業として暮らしいて、一方で他の地域の人たちとの交易も行っていたんだってさ。和人が北海道に住む時代になってからは、蝦夷三品と呼ばれる「昆布・干鮭・ニシン」や中国産品などを、本州へ移出するようになっていったそう。アイヌの人たちはそれら移出される品物の直接または間接の生産者でもあり、交易者でもあったんだって。

完全に余談なんだけれど、最近北海道には至る所にこのようなゴールデンカムイシリーズのキャラクターが置いてあったりするんだよね!意外と大きいしインスタ映えしそうだから記念写真を撮影していくのものありかもね☆まさか、釧路市立博物館でも会えるとは思わなかったwww

見ごたえ充分なインテリデートにおすすめの釧路市立博物館へ行こう

釧路市立博物館のタンチョウ鶴ゾーン

最後に癒しの特別天然記念物「タンチョウ鶴」さんの間にご案内します☆
めちゃくちゃ手が込んでてとってもリアルにつくられている空間!360度楽しめるタンチョウゾーン☆

実際に生きているタンチョウヅルに会いたいなら釧路市立博物館から車で約1時間ほどで行ける鶴居村の鶴見台という絶好のタンチョウスポットがあるのでそれはこちらの記事で紹介するね!

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特別天然記念物タンチョウが観られる鶴居村鶴見台

すっかり忘れていたけど、入口にはちゃんとしたロッカーがあるので大きな手荷物などは100円かかるけれど、ここに預け入れておくこともできるから便利だよ。

釧路市埋蔵文化財調査センター

ということで、ただの地味な博物館と思ったら、行ってみて楽しかった釧路市立博物館でした☆

Travel Info
釧路市立博物館
・住所:釧路市春湖台1-7
・電話:0154-41-5809
・時間:09:30~17:00
・関連HP:釧路市立博物館(釧路市HP内)
ちょこっと補足
駐車場もあって春採湖を見下ろせる高台の位置にある。釧路市立病院がすぐそばにあるよ。

写真付きで解説したように、生き物から自然から歴史から文明までも実にバラエティーに富んだ内容の博物館で、立派な迫力あるはく製や骨格標本は見ごたえ充分だった。

さて、それでは今回の内容をまとめて振り返ってみようね(^^)/

今回記事の内容

  1. 過去と現代を繋ぐマンモスが鎮座する釧路市立博物館
  2. ビックリ仰天の多種多様な生き物が展示された館内を歩く
  3. 昭和に栄えた幻の尺別炭鉱の歴史と2度の爆撃を受けた釧路空襲
  4. 東釧路人のお墓や縄文時代の石器など太古の歴史を遡ってみよう
  5. 北海道と言えば有名な先住民族アイヌ人の文化が築いた歴史を探ろう
  6. 見ごたえ充分なインテリデートにおすすめの釧路市立博物館へ行こう

雨天の時などにも利用できるから道東旅行デートをするときは、なるべく意識して釧路に立ち寄って釧路市立博物館でインテリデートをおすすめするよ☆おもいっきり頭を使ったあとは、お腹もへるだろうから、みんなにおすすめの食事&デートスポットもついでに教えておこう(=゚ω゚)ノ

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shunbow
いや~正直甘く見てたけど実際に行ってみたらめちゃくちゃ面白かったんだよね!
ai
へぇ~展示品が国内最大級ってそんなに釧路市立博物館にたくさんの展示品があるんだね、しかも内容もとっても興味深くて面白そうだったわ。
shunbow
ぼく個人的には、釧路にこれだけ長く住んでいたのに歴史上2度の釧路空襲があったなんて恥ずかしいことに全然知らなかったんだ。ほんとに自分自身もブログを通して学びが多いよ。
ai
釧路空襲のようにほんとに悲惨な出来事や、尺別炭鉱のような時代を一世風靡した歴史や史実というのは年齢を重ねるごとに心に重たく響くものがあるわよね。

今回の内容は、珍しくインテリデート題して普段あまりぼくが行かないようなスポットをテーマにしてみたけど、ぶっちゃけてこの時の取材の日は雨天でどうしようと考えていたら思いついたのがここ!つまりは、雨天の時って屋外で出来ることが限られるけれど屋内なら逆に雨天の時のデートネタにはハマるから頭にいれておくといいかと思うよ。

ってことで、今日のポイントは雨天時は屋内で攻めろ!またはインテリデートには釧路市立博物館!

他の博物館にはない魅力が溢れていて、ここに立ち寄ってから道東をドライブしたり散策すると「この生き物が生息しているんだなー」とか出会えるかもの期待に思いを馳せながら旅行デートを満喫できると思うので、道東釧路の思い出と知識のストックは釧路市立博物館で決まりだ☆

Have Fun☆

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