高い山の魅力は行ってみないとわからない
高い山からの景色は登って観ないとわかない
そして、ふるさと厚岸には地元民のぼくをはじめとするたくさんの人でさえ知らなかった、行ったことがなかった、厚岸湖を一望できる絶好の展望スポットが存在する。
実際のところ、ローカルなぼくでも、「あれってどこから登るの?」、「あそこって前から気にはなってたんだけど何があるの?」って、思っていたくらいの場所だ。
ということで、今回は厚岸湖全体を一望できる「登山気分も味わえる展望台」について紹介して行こうと思う。
ゆっくり見ていってね☆
- 厚岸湖に行ってみたい
- 厚岸湖を一望してみたい
- お供え山を登って景色をみたい
期待以上の素敵な景色をお願いね。
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今回記事の内容
- 厚岸湖全体を眺めたいならお供え山しかない
- 汽水湖でもあり海跡湖でもある珍しい厚岸湖の魅力
- お供え山は登山気分を味わいながら厚岸湖を眺望できる展望台
- カップルデートで厚岸湖を一望できるお供え山展望台へ行こう
今回も記事の内容に沿って厚岸湖と厚岸湖を一望できるお供え山について紹介していくからね。
厚岸湖全体を眺めたいならお供え山しかない
厚岸は牡蠣(かき)や浅利(あさり)の産地として全国的に有名だが、その牡蠣を育むための“汽水湖”にして“海跡湖”が存在する。
それが「厚岸湖」だ。
厚岸郡厚岸町にある厚岸湖は、厚岸大橋を境として厚岸湾と繋がっている楕円形(だえんけい)の湖だよ。
厚岸湖の周囲は26kmで面積は31.8㎢となっていて、水深はめちゃくちゃ浅めだ。湖というわりには、最深部で6mほどで、その大部分は水深1未満なんだ。
厚岸湖には、牡蠣の貝殻や砂泥からできた、数十か所ほどの牡蠣を養殖するための牡蠣島(かきじま)があって、カキやアサリの養殖に用いられているんだ。
今回は、そんな湖を路上から見ても全体は当然見ることは不可能なので、高い場所から見下ろすことで、厚岸湖全体を眺めてみようという提案だ。
そして、厚岸湖全体を眺めたいならおすすめしたいのが“お供え山”というわけだ。
お供え山は、地元の人(特に若い人)もあまり知らないローカルな観光スポットとしても、個人的におすすめで、軽い登山感覚で階段を登って行き、その先の展望台を目指すというコースになっているゾ。
お供え山は、高さ的にも距離的にも、ベストな場所から厚岸湖を一望することができるビューポイントなので、厚岸湖全体を一望するならお供え山しかない。
汽水湖とは、海水と淡水が交じり合った「塩分」を有する湖のこといい、主に日本海沿岸やオホーツク海沿岸に多く分布する。北海道ではサロマ湖や風蓮湖が有名。
海跡湖とは、元々海があった跡に湖化した場所のこといい、砂丘(さきゅう)、砂嘴(さし)、砂州(さす)などが発達したため、海から切り離されてできる海岸の湖。
汽水湖でもあり海跡湖でもある珍しい厚岸湖の魅力
ここからは、厚岸湖の知られざる魅力について紹介しよう。
まず、厚岸湖は厚岸湾と幅約600mでつながった湖で、湖内にはカキの貝殻などが堆積した大小80ほどの牡蠣島が、潮の干満によって見え隠れするゾ。
また、北岸には別寒辺牛川(べかんべうしがわ)と尾幌川(おぼろがわ)が流入していて、川魚である、アメマスなどが行き来をしているため、ルアー釣りなどで稀に釣れる。
1955年には厚岸道立自然公園に指定された後、1993年には別寒辺牛湿原とともに、ラムサール条約に登録されたんだ。
冬場では、全面結氷しないことからオオハクチョウが、越冬する場所としても有名だよ。
また、厚岸湖内には“弁天神社”という湖に浮かぶ神社があるよ。
弁天神社では、海の幸と漁業の安全を守る神様として町民からも親しまれているんだ。しかも、なんと弁天神社は牡蠣で出来た島、牡蠣島のうえに建てられたそうだね。
大正時代には、弁天神社の隣に保養所や料亭なども建てられ大きな賑わいをみせたそうなんだけど、戦後からどんどん地盤沈下が進み始め、いまではほとんどが水没したそう。
社の中には、高さ24cmの弁財天座像が祀られているよ。
余談だけど、幼少期の微かな記憶ではかに、湖上に料亭があって、両親に連れられて行ったような記憶がある(実際に両親にも確認したことがある事実ね)。
以上のことから、厚岸湖は観光・歴史・漁業のうえでも極めて厚岸にとって重要で魅力に溢れた湖ということだね。
お供え山は登山気分を味わいながら厚岸湖を眺望できる展望台
続いては、厚岸湖南地区(厚岸大橋の南側)にあるローカルな展望台でもある“お供え山展望台”を紹介して行こう。
お供え山展望台からは、厚岸湖を一望できるほか、厚岸湾や厚岸大橋、厚岸町市街地までを間近で見渡すことができ、道の駅厚岸グルメパーク・コンキリエとは、反対側からの厚岸の景色を眺望することができるビュースポットなんだ。
正直、高い場所が苦手なぼくにはこの展望台の高さは怖かった・・・
また、お供え山にはちょっとしたアスレチック適な展望台が設置されていてより高い位置から厚岸湾を望むことができるゾ。
展望台からは、先ほど紹介した弁天神社もしっかりと肉眼でみることができる。
晴れた暖かい日に行くと、本当に気持ちの良い軽い登山も兼ねたデートスポットになるかと思うので、厚岸デートプランにはぜひ入れて欲しい一つだ。
お供え山展望台へは、入り口付近の道路などに駐車をさせてもらい、新設された立派な階段をずっと登って行った先にある。
この階段が意外とハードで、新しくて登りやすいんだけれど、軽い登山のような長さ(高さ)が際立った。
のんびりと10分ほどかけて階段を登りきると、開けた場所が現れて綺麗な花が咲き誇っていた。
今度は厚岸方面に向かった歩みを進めると、若干ジャングルチックな雰囲気の通路が見えるので、そのまま進もう(あとすこしだ)。
山頂にあがって、展望台の方(崖側)へ歩いていくと「鹿落としのチャシ跡」が見えてくる。
チャシとは、アイヌ語で「城」や「砦」という意味で、発見当時にはチャシ跡から多くの鹿の骨が発見されたことから、アイヌの人たちが鹿を崖に追いやって落とすという狩猟方法を用いていたのではないかと言われているんだ。
そして、ようやくたどり着いたここがお供え山の山頂だ!
お供え山展望台は、この場所から右手側に行ったところにあるので、ここまで来たらゴール同然(おめでとう)。
カップルデートで厚岸湖を一望できるお供え山展望台へ行こう
さてさて、今回は厚岸湖と、厚岸湖を一望することができるお供え山展望台について紹介してきたよ。
厚岸湖の魅力についてはそれなりに伝わったと思うし、厚岸湖を一望できる場所もしっかりと、みんなに伝えたと思うから、あとは実際に現地に足を運んでほしい。
また、お供え山へと続く階段のうえからはちょうど、厚岸夏祭りの花火大会会場が真正面にぶつかるため、密かに知られていないシークレットスポットとして、カップルで花火をこの場所からみたら絶対に最高だとおもうゾ。
お供え山展望台
・住所:厚岸郡厚岸町奔渡2丁目114
・時間:24時間
・定休:なし
・駐車場:なし
ちょこっと補足
足元は少し見づらいかもしれないけれど、夜の時間帯に行くと素晴らしい厚岸の夜景を眺望できるよ。
最後に、あっけし観光をこれから楽しみたい人のためにあっけし観光についてまとめた記事もあるので紹介しておくから、あわせて読んでみよう。
あっけしに来たらまず読め!ってことで、この記事では、あっけしの人気や定番の観光スポットを網羅して紹介するゾ。他でもないここあっけしは、ぼくが生まれ育ったふるさとなんだ。あっけしは、漁業や農業を中心とした一次産業が盛んなま[…]
それでは、ここまでの内容を振り返ってみよう。
今回記事の内容
- 厚岸湖全体を眺めたいならお供え山しかない
- 汽水湖でもあり海跡湖でもある珍しい厚岸湖の魅力
- お供え山は登山気分を味わいながら厚岸湖を眺望できる展望台
- カップルデートで厚岸湖を一望できるお供え山展望台へ行こう
何度も言うように、お供え山は地元民でもあまり知らないか、行ったことのないローカルな穴場的観光スポットなので、人目を気にせず最大限に満喫できることを保証するよ。
最後に、歩きやすいとは言っても、カップルで行くには意外と階段も長くてすこし山道を歩く感じになるので、女子にはスニーカーを事前に用意するようおすすめする。
ちなみにだけど、若い時は友人にはじめて夜の時間にお供え山展望台へと連れて来られて、この場所で、缶チューハイを飲みながら歌った最高の記憶がある♪
みんなも良かったら、夜のお供え山展望台からの夜景を楽しんでみてね。
Have Fun☆
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