アウトドアが好きなカップルの中には湿原に生息する動植物や水鳥を観察するのが好きないわゆるバードウォッチャーがいると思う。
厚岸にはラムサール条約に登録された“別寒辺牛湿原”があり、全国屈指の水鳥観察地でもあるよ。
じゃあ、厚岸に観光で行くけれど「おすすめの観察スポット」や「水鳥や湿原を学習できる場所」があるなら教えてよってカップルも多いだろう(得意の妄想)。
ということで、今回は厚岸にせっかく自然観光に来たならカップルで訪れたい「水鳥や湿原を観察しながら効率よく学習できる施設」について紹介して行こう。
ゆっくり見ていってね☆
- 厚岸でバードウォッチングしたい人
- 厚岸の水鳥を観察したり調べたい人
- 厚岸水鳥観察館について知りたい人
ってか、厚岸って水鳥の楽天的なエリアだったってことなの?
今回記事の内容
- 厚岸水鳥観察館はバードウォッチングにおすすめの観光スポット
- 厚岸水鳥観察館利用者の口コミ情報まとめ
- 厚岸水鳥観察館の施設内を紹介
- 厚岸水鳥観察館の訪問者傾向
- 厚岸水鳥観察館の基本情報
- 厚岸で湿原に生息する水鳥や動植物を観察するなら厚岸水鳥観察館
今回も記事の内容に沿って水鳥や湿原を観察できて効率よく学習できる厚岸水鳥観察館を紹介していくからね。
厚岸水鳥観察館はバードウォッチングにおすすめの観光スポット
厚岸郡厚岸町は、日本屈指の水鳥観察地としても有名なまちで、1993年にはラムサール条約に登録された別寒辺牛湿原が存在する。
そして、別寒辺牛湿原には多くの水鳥や動植物が生息していて国内外から毎年四季を通じて、多くの観光客や研究者たちが訪れるんだ。
厚岸根室間を結ぶ国道44号線沿いには、そんな別寒辺牛湿原と水鳥や動植物をを観察することができる立派な観察施設が存在する。
それが「厚岸水鳥観察館」だ。
別寒辺牛湿原周辺では汽水域から森林に至るまで多種多様な野鳥が生息していて、これまでに約240種類もの鳥類が確認されているんだってさ(めっちゃ多いわ)。
代表的なのは、オオハクチョウ・オジロワシ・タンチョウ・ホジロガモなどのカモ類などで、渡り鳥たちはこの水域を中継地や越冬地として利用するんだ。
厚岸水鳥観察館は、厚岸町役場の人たちが管理している施設で館内に入ると、別寒辺牛湿原や厚岸湖などに生息する水鳥や動植物に関する資料やはく製などが展示されているんだ。
2Fの展望スペースからは、別寒辺牛湿原を眺望することができて、備え付けの双眼鏡をのぞき込めば、肉眼ではとらえ切れないたくさんの水鳥や動植物を眺めることができる。
また、実際に生息する水鳥たちの種類が壁にイラストとして飾られているので、実物と照らし合わせながら、水鳥観察を体験してみるのも面白い。

なお、この大別川はリバーカヌーがメジャーな川でもあって、ちょうど厚岸水鳥観察館すぐ横の大別川接岸部はカヌーの乗降地点でもあるよ。
また、大別川を支流とする別寒辺牛川(本流)水系は、日本最大の淡水魚”幻の魚イトウ”が生息していることでも有名で、毎年多くの釣り人がビックサイズのイトウを狙って、釣りに訪れるんだ。
冬場になると、景色は一変して極寒の冬の訪れとともに氷上にテントを張って”ワカサギ釣り”などを楽しむこともできる。
ちなみに、ぼく自身も川釣りが大好きすぎて、幼少期には頻繁に通った記憶があって、当時はアメマスばかりだったけれど、1匹だけ小型(25cm)のイトウをルアーで釣り上げたことがある(懐かし~)。
厚岸水鳥観察館利用者の口コミ情報まとめ
ここでは、実際に厚岸水鳥観察館を訪れた人たちの“生の声”を口コミ情報として紹介しよう。
(20代女性)
一階で湿原のことを深く勉強することができて二階で渡り鳥の観察をすることができる施設。なかなかに楽しかったです。
(40代女性)
北海道に行った時に厚岸水鳥観察館に行きました。無料で楽しめるのが良かったです。自然を満喫出来て良かったです。
(男性60代)
大別川の別寒辺牛湿原に造られた水鳥の観察館です。双眼鏡が設置されていてバードウォッチングを手軽に楽しめます。
(男性60代)
時間がなく短時間の滞在でしたので野鳥などは見ることはできませんでしたが、時間があれば十分に楽しめる施設です。
(30代女性)
ちょうど時期的にオオハクチョウを見ることができました。とても大きくてめったに見ることができないので貴重でした。
(20代女性)
バードウォッチングのできる望遠鏡があると聞いたので夕日の時間に綺麗な空を眺めながらと訪れましたが時間的に閉館していたので見られませんでした。閉まるのが少し早いので注意です。
厚岸水鳥観察館の施設内を紹介
それではここからは、厚岸水鳥観察館の館内施設を紹介して行こう。
厚岸水鳥観察館は入館するとすぐ左手に受付カウンターがあるんだけど、施設使用料は無料のため特になんの手続きや受付も必要なく、そのまま入館できるゾ。
館内中央には、大きなモニターが設置されていて「厚岸水鳥観察館で撮影したリアルなビデオ映像」を鑑賞することができる(すごい映像もあるので要視聴)。
野鳥図鑑のコーナーでは、渡り鳥や年中見られる鳥をはじめ、厚岸で観察することができる多数の水鳥を含む野鳥について知ることができる。
厚岸水鳥観察館のすぐ横を流れる“大別川(おおべつがわ)”ではリバーカヌーを楽しむことができて、毎年多くの観光客で賑わっている。
湿原の花のコーナーでは、別寒辺牛湿原で鑑賞できるたくさんの草花について学習することができる。
湿原の全容のコーナーでは、厚岸を含む別寒辺牛湿原の全体像をジオラマを用いて形状的に解説してくれている(これはなかなか興味深い)。
「動画映像」
これは視聴の価値あり!2021年3月に誕生した「東北海道の海岸線4つの町にまたがる大きな国定公園」の一つでもある”厚岸湖・別寒辺牛湿原“を空中散歩したドローン映像を視聴することができる。
普段は絶対に肉眼では見ることができない貴重な映像なので、地元の人にもぜひ見て行ってほしい。
いよいよ、2階へと続く階段をあがっていくと“展望スペース”に辿り着く。
展望スペースからは、別寒辺牛川河口付近の雄大な湿原の景観やタンチョウや渡り鳥をはじめとする水鳥や、湿原に生息する動植物たちの姿を鑑賞することができる。
厚岸水鳥観察館の訪問者傾向
厚岸水鳥観察館には、毎年多くの観光客や研究者たちが訪れるんだけど、相手は自然なので、当然四季を通じて見られる鳥や動植物は変わってくる。
そこで、厚岸水鳥観察館を訪問する人たちの傾向を調べてみたところ、季節別にみると多くの人が毎年7月と12月に集中して訪問している傾向にあるようだね。
あまり、ぼく自身は水鳥には詳しくないので理由まではよくわからないんだけれど、見たいと思う対象の水鳥が飛来する季節なのかもしれないね。
また、訪問者の特徴として、滞在時間はおよそ1時間未満が大半、女性客がやや多いこと、30代から40代が中心で、子供抜きの大人1人から2人での訪問、というようなデータが厚岸水鳥観察館を訪問する人たちの傾向にあるようだった。
ちなみに、1日を通じて館内は混み合うことが少ないので、気軽にいつでも開館時間中であれば立ち寄れるのもおすすめの理由の一つだ。
厚岸水鳥観察館の基本情報
厚岸水鳥観察館は、1995年4月に開館した国(環境省)が2億6百万円をかけて建設した、木造二階建・総面積329.67㎡の施設なんだって。
厚岸町と根室市を結ぶ「花咲線(はなさきせん)」を車で走らせると、厚岸駅からわずか10分ほどの時間で到着する場所にあるので行きやすいのも魅力だ。
館内には、レクチャールームに展望スペース、研修室(展示室)や研究室などが設けられていて、盲導犬の受け入れや車椅子対応のトイレやスロープも完備されている。
施設の管理者は厚岸町役場のため、休館日は毎週月曜日と祝祭日の翌日となっている。
厚岸水鳥観察館周辺のおすすめ観光スポットとしては、道の駅あっけしコンキリエ・グルメパークがあるので、食事や買い物などでも併せて立ち寄りたい。
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厚岸水鳥観察館
・住所:厚岸郡厚岸町サンヌシ66
・電話:0153-52-5988
・時間:10:00~16:00
・定休:月曜日、祝祭日の翌日
・駐車場:あり
・HP:厚岸水鳥観察館
ちょこっと補足
夏場も冬場も開館しているのでドライブ途中の中継地点としてもトイレ目的や休憩目的で利用できるよ。
厚岸で湿原に生息する水鳥や動植物を観察するなら厚岸水鳥観察館
さてと、ここまで厚岸水鳥観察館について紹介してきたけれど、厚岸が日本屈指の水鳥観察地であること、そして厚岸水鳥観察館からは国定公園の一つでもある、別寒辺牛湿原(河口域)に生息するそれら水鳥をはじめとする動植物を観察したり、学習したりできるということがよくわかったと思う。
最後に、あっけし観光をこれから楽しみたい人のためにあっけし観光についてまとめた記事もあるので紹介しておくから、あわせて読んでみよう。
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それでは、ここまでの内容を振り返ってみよう。
今回記事の内容
- 厚岸水鳥観察館はバードウォッチングにおすすめの観光スポット
- 厚岸水鳥観察館利用者の口コミ情報まとめ
- 厚岸水鳥観察館の施設内を紹介
- 厚岸水鳥観察館の訪問者傾向
- 厚岸水鳥観察館の基本情報
- 厚岸で湿原に生息する水鳥や動植物を観察するなら厚岸水鳥観察館
個人的には優雅に泳ぐオオハクチョウが生で見てみたいわね
バードウォッチングが趣味だったり、動植物などの自然観察が大好きなカップルにはまさにおすすめの観察スポットを紹介してきたよ。
たとえそうじゃないとしても、国道44号線(花咲線)をドライブする途中にちょっとだけ立ち寄ってみるのもいいかもしれない。
厚岸で別寒辺牛湿原に生息する水鳥や動植物を観察するなら厚岸水鳥観察館にぜひ行ってみてほしい。
Have Fun☆
別寒辺牛湿原や厚岸の海や山で見ることの出来る鳥、植物、そして動物など多くの生物たちに関する学びが得られる場所です。
すぐ近くに大別川があり、カヌー乗り降りできる場としても活用されてます。